ごあいさつ
2019年に、161年続いたお店を閉店しなければいけない時には、本当に沢山のお客様に声をかけて頂き、
「なんとか野櫻の味を残すことはできないのか？」
という命題に、色々な方とお会いをして知らないことや為になることを教えて頂きながら、最善の方法を何なのか？数か月をかけて自問自答してきました。
そして一つの答えを出しました。やはり”お客様の喜ぶ顔がみたい”ということ。
大量に生産するやり方ではどうしても原価のことに目が向きがちになり、経営的な味になってしまいます。
それなら一人で、納得できる原料・製法でわさび漬けを使ったほうがいい、
そして、お客様のご要望に応えるわさび漬けを造りたい！と、強い想いが出てきました。
2020年5月24日、多くのご支援・ご協力を頂き、小さいながらも製造兼販売のお店を開けることになりました。
１日の生産量は限られますが、魂込めて造り、本気でわさびを愉しめるお店に成長していきたいと思っております。
これからも「野櫻の味」「お客様の味」を大切にしていきますので、ご愛顧賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
野櫻六代目 喜裕